全国の街バルまとめ
担当者Sです。
「街バル」というものをご存知でしょうか…?
スペインの「バル=BAR」は朝はコーヒー、昼は軽食、そして夜はお店自慢のピンチョー(おつまみ)を囲んでお酒が飲める、カフェと居酒屋が一緒になったような空間です。仲間同士が集い、各自もっている「ひいき」の店を飲み歩くのがスペイン流の楽しみ方。相席は当たり前、同じテーブルを囲んでお客さん同士自然に会話が始まりコミュニケーションの場となります。
このバルの習慣を利用し、地域活性化につなげようと開催されているのが「バル街」。函館西部地区発祥の食べ飲み歩きエンターテイメントです!!
今回はそんな全国の街バルまとめです。
東京都立川市の「立川バル街」
立川市といえば、多摩エリアの中でも大きな都市。中央線が通っているため人の出入りも多く、立川駅の一日平均乗車人数は吉祥寺駅や中野駅を越すほどです!また立川周辺は大学も多く、一橋大学や武蔵美術大学、国立音楽大学などなど、学問や芸術に秀でた学生たちが多く生活する大変活気溢れるまちとなっています。
2017年9月に開催された街バルの様子を見ると、立川の活気を表すような賑やかなイベントになっていました!
まずは国立音大生による演奏を楽しみながら、振る舞い酒で一杯!!
また、「Woman Orchestra(ウーマンオーケストラ)」のメンバーによるフルート×バイオリンのDuo LIVEや、ウクレレえいじさんのLIVEなど、立川バルは音楽がいっぱいのお祭りとなっていたようです!
※ウクレレえいじさん公式ブログ★ウクレレえいじのマニアックでごめんネ!
参加店舗の料理もハンバーガー、ピザ、お好み焼き、ラーメンなどガッツリ食べたい人も大満足間違いなし!!多くの方が楽しんで参加されていたようです。
今年の立川バル街の開催が楽しみですね…!
千葉県船橋市の「こまつなう」
千葉県船橋市は住宅情報サイト「HOME’S」が発表した2017年「買って住みたい街ランキング」で吉祥寺や目黒を抑え1位となった人気市街。JR総武線、JR京葉線、東京メトロ東西線などなど9路線もあり、通勤や通学客に多く利用されている千葉県のターミナル的な存在です。
そんな人気な船橋市で2017年5月25・26日に行われた「こまつなう2017」は、「西船橋で小松菜が作られていることを知って欲しい」、「その小松菜で街を盛り上げて行きたい」という思いから始まった小松菜料理食べ歩きイベント!!船橋エリア・西船橋エリアで各参加店舗の趣向を凝らした小松菜料理が振舞われました。
「タイバル チャンカーオ」さんは農園直送の採れたて小松菜を使った特製のタイ料理!!
「ミニ小松菜生ハルマキ」やタイウイスキーを使用した「小松菜タイボール」、「小松菜プリン」など美味しそうなメニューが目白押しですね…!
「いっきゅう船橋」さんではお酒に合う小松菜料理を提供していただきました。「すずきのステーキ小松菜ソース」「サーモン・いくらの親子串 小松菜タルタルソースがけ」など小松菜を美味しく加工したソースをつけてお酒のお供を食べられます!
街バル形式で地元の農産品の新たな魅力を発見していくこの企画、とても面白そう。自分の地元だったらどんな料理が出てくるのか、想像してしまいます。
大阪府門真市の「かどま元気バル」
「天下の台所」「商人のまち」として歴史深い大阪。そんな大阪ではやはり美味しい料理をお得に食べてお店巡りができるバルと相性がいいようで人気です。
2016年に第5回を迎えた門真市の「かどま元気バル」では各参加店舗でのバルメニュー提供の他、地域密着の総合スーパー「生活創造館 大真トップセンター アズ」では様々なお店の新鮮な食材を鉄板で焼いて食べれる「アズバル」を企画。昭和51年創業のトップセンター アズ、地域に根付いたこの空間でなら知らないお店よりも入りやすいでしょう。街バル初参加にはぴったりの空間です!
他にもピアノリサイタルや「ベートーヴェンの交響曲第九番をみんなで歌うコンサート」企画など、楽しそうな催しものを多く揃えています。
また、参加店舗の中で気になったお店では、「野菜ソムリエの店 野菜家さい」さん!
美味しそうなサンドイッチ…!!野菜ソムリエアワードでも受賞したこのお店では彩り鮮やかで見た目にも美味しい料理、リーズナブルで高品質なスペインワインなどが食べられるそうです。厳選した有機野菜、和歌山の新鮮な魚介やスペインの食材、高級肉などを気軽に楽しみましょう!
【大阪府豊中市の街バル】
関西地区の中でも人気の高い豊中市。豊中駅から梅田駅まで電車で12分、北摂エリアのベッドタウンとして人口も増えています。市の北部は大阪モノレールが東西に走り、蛍池で阪急宝塚線と接続して大阪空港へとつながる重要な空港アクセス路線。このように交通の便もいいことからは関西の「住みたい街ランキング2017」で9位にランクインする人気エリアです。
そんな人気なだけあり、豊中市は街バルも豊富!!今回豊中市で催された3つの街バルを紹介します。
大阪府豊中市の「豊中駅前バル」
2017年11月に開催された「豊中駅前バル」では豊中駅を中心に「一番街北エリア」「銀座+横丁エリア」「豊高道+大池小エリア」「南口エリア」「西口エリア」と開催エリアが広いことが特徴です。
カフェや居酒屋などの飲食店だけでなく、雑貨店、美容室、整骨院などのサービス店といった多種多様なお店が一丸となって盛り上げています。音楽イベント「おと♪なか」や謎解きゲーム「まちかねくんを探せ」など大人だけでなく、子供やお酒が飲めない人でも盛り上がれるイベントが盛りだくさんのお祭りです!
Instagramで #とよバル で検索し、当日の様子も覗いてみましょう…!
大阪府豊中市の「庄内バル」
2017年11月に開催された庄内バルは今回で7回目になる人気の街バルです。この回から始まったばるまーけっと「ばるま」ではプロの作家さんによるアクセサリーや革製品のワークショップが開かれたり、掘り出しものがいっぱいのフリマ・マルシェ、子どもも大人も楽しめるゲームなど、庄内バルでも「飲む」「食べる」以外の楽しみ方ができるようになっています。
2017年は庄内駅周辺の58店舗が参加!飲食店は持ちろんヘアサロンやフラワーショップ、靴屋さんなど様々なジャンルのお店も参加しています。
そんな中でも僕が気になったのは創作イタリアンレストラン「cafe SIKKIM」さん。
スロバキア産の白ワインを民族衣装を纏ったスロバキア美人がサービスするそうです!
なかなか普段接する機会のないスロバキア美人にスロバキア産ワイン…。普段ワインを飲まない僕ですが、これは行ってみたくなりますね…。
次回開催時、ぜひ伺いたいです!!
大阪府豊中市の「服部バル」
豊中市の街バルで最後にご紹介するのは、服部天神駅周辺で催された「服部バル」!!「食べ飲み歩き」をテーマに52店舗の飲食店をはじめとした参加店舗がバルメニューを提供していました。
街バル中にはグルメグランプリ企画も開催!2015年開催の服部バルでは「喫茶ピーコック」さんのオムライスデミグラスソースが見事1位を獲得しました。
ただ食べ歩くだけではなく、このように各店舗の美味しいメニューを発掘できる…というのも街バルイベントの魅力…!この結果を見たら街バル終了後も食べに行きたくなります!
第5回服部バルでは、街と畑を繋ぐ地産野菜マーケット”Soil & HAND”が開催。野菜のことやおすすめ料理のこと、家庭菜園のコツや豊中野菜の販売情報など、町と畑を繋ぐマーケットで、旬の冬野菜がたくさん並んだようです。
また、「豊中野菜を食べて、知る。地産地SHOW!」イベントでは地元の光久農園が作る聖護院大根を使った各店趣向を凝らしたメニューが提供されました。船橋市の「こまつなう」でもそうでしたが、街バルと地産野菜というのは相性がいいようですね。
服部バル公式サイトをぜひ覗いてみてください!
兵庫県尼崎市の「塚口バル」
阪急塚口駅周辺での「第5回 塚口バル」では「塚口北&つかしんエリア」「さんさんタウン2番館エリア」「JR塚口&VIERRAエリア」「阪急塚口北・西側エリア」「阪急塚口北・東側エリア」「阪急塚口南側エリア」と広いエリアで催されました。
たこ焼きが好きな僕が気になったのは、阪急塚口北・西側エリアにあるたこ焼き屋さん「じゃんぼ総本店」さんのバルメニュー!500円でビール+たこ焼き6個 or ソフトドリンク+たこ焼き9個
また、阪急塚口北・東側エリア「たこ焼き居酒屋 たこまる」さんでは12こ入りのたこ焼きがなんとバルメニューで300円!!手軽に食べられるたこ焼きは食べ飲み歩きの街バルと相性がいいのではないでしょうか。友達とパクパクとたこ焼きを食べながら次に入るお店を探すというのも楽しいですね。
たこ焼き好きな僕には大変魅力的なバル。たこ焼き以外でも、黒毛和牛のお寿司が500円で食べられる「ホルモン ワイン プチコーニ」さん、限定100食の紅ズワイガニのトマトリゾットが食べられる「VinoPiazza ( ヴィノピアッツァ)」さんなど魅力的なお店が盛りだくさん!!
次回開催時には是非とも参加したいです。
街バルまとめ、いかがだったでしょうか。
ただ食べ歩くだけではなく、お店と客、客同士での新たな出会いや楽しい催し物。地産野菜の魅力の再発見など、自分の住む街をもっと好きになれるきっかけが沢山用意されています。少しでも興味を持ったのなら近くの街バルイベントを探して是非参加してみましょう!今まで知らなかった近所の美味しいお店、新しい出会いなどが待っているかもしれません!